進撃の鎌田大地!左足弾でフランクフルト、ボルシアMGに逆転勝利。長谷部誠も緊急出動で貢献
フランクフルトの鎌田大地。(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
ついに暫定8位まで浮上。
[ブンデスリーガ 16節] ボルシアMG 2-3 フランクフルト/2021年12月15日18:30(日本時間16日2:30)/ボルシア・パルク
ドイツ・ブンデスリーガ16節、アイントラハト・フランクフルトが、ボルシア・メンヒェングラードバッハに3-2の逆転勝利を収めた。日本代表MF鎌田大地は決勝点を奪うとともに、2点目の起点にもなるなどフル出場で活躍。また長谷部誠は味方選手が退場した直後に投入され、数的不利のチームを統率し、勝利に大きく貢献した。
ボルシアMGは昨季までフランクフルトを率いたアドルフ・ヒュッター監督が今季新たに率いるチーム。因縁の相手に対し、先制を許したものの前半終了間際に同点に追いついて折り返した。
そして50分、鎌田が高い位置で一旦引いてボールを引き出し、そこからの縦パスでスイッチを入れる。このプレーで相手守備陣のバランスを崩すことに成功。エヴァン・ヌディカの折り返しをデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムが決めて2-1に逆転した。
そして54分にPKで同点とされたあとの再開直後のプレー。GKのキックから隙を見出すと、鎌田がラファエル・サントス・ボレとのワンツーで抜け出して持ち込み、最後はDF二人を背中でブロックしながら左足で一閃! グラウンダーのショットをゴールネットに突き刺した。
70分に売り出し中の22歳のDFトゥタが退場に。すると37歳の長谷部が緊急投入される。これでむしろ安定感を高めたチームは3-2で逃げ切り、リーグ2連勝を収めた。
フランクフルトはまだ課題もあるものの、一時期の不振を脱出。6勝6分4敗で暫定8位まで浮上した。
【注目記事】
・【群馬】前浦和指揮官の大槻毅氏が新監督就任へ
・【移籍 注目株】鳥栖の山下敬大はFC東京、仙台の西村拓真は横浜FM加入が有力に。神戸が槙野智章を狙う
・【移籍 注目株】J2得点王の磐田ルキアンが福岡へ!?齊藤未月はJリーグ復帰か
[文:サカノワ編集グループ]