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「最も影響少ないと言えるが…」バルセロナ戦をマジョルカのルイス・ガルシア監督が展望。久保建英の2022年初ゴールなるか!

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

新型コロナウイルスの陽性者が両チームに相次ぐ。“試合延期検討”の連絡はなし。

[スペイン1部 19節] マジョルカ – バルセロナ/2022年1月2日21:00(日本時間3日5:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカが2022年初陣、FCバルセロナとホームで激突する。マジョルカのルイス・ガルシア監督が12月31日、この試合に向けた記者会見で抱負を語った。

 この試合に向けて、バルセロナは4日間で選手10人、一方、マジョルカは12月28日時点で選手4人・スタッフ3人の新型コロナウイルスの陽性者が出たことを発表。バルセロナは、ウスマヌ・デンベレ、ガビ、ダニ・アウベス、ジョルディ・アルバら選手名を公表しているが、マジョルカは非公表にしている。

『ディアリオ・マジョルカ』によると、指揮官は「おそらく欠場者の多さの点で言えば、私たちは最も影響が少ないチームになるのだろうと思います」と語る。ただ新型コロナウイルスの陽性者の数がクローズアップされているものの、バルセロナとともにマジョルカもまた負傷がいる。その“コロナ”がどうしても焦点になってしまう現実を受け止める。

「現在の状況が、サッカー界だけでなく、誰にとっても状況を複雑にしていることは認めます。誰にとってもストレスです。終わりがないような状況です。私たちは毎日テストを繰り返し、誰かが倒れ、(予定など)変更を余儀なくされることを常に恐れています。予防策をとっても倒れる人が出ます。ただ罹患した人もいますが、みんな元気です」

 またルイス・ガルシア監督は、試合延期の可能性についての知らせは受けてないとも明かしている。

「決定するのは私ではありません。プレーしろと言われれば、プレーさせます。何を言われても受け入れて進むしかありません。カレンダーは過密で、試合を中断するのはそう簡単なことではありません」

 いずれにせよU-23、ユースチームにもタレントを揃えるバルセロナは「素晴らしいチーム」であり、簡単には勝てないと強く警戒する。

 そのなかでも指揮官は、「全員が揃った場合と同じような試合を期待しています。シャビのいるバルサのスタイルは、非常に明確なコンセプトが2つ3つ徹底されて改善されています」と、ポゼッション率が下回るなかでの対策を打ち出していくと言う。

「バルサはどんな時でもバルサです。最大限の敬意を払いますし、勝つのは非常に難しいでしょう。プレスをかける場所を上手く選択し、ボールをキープさせなければなりません。ペナルティエリアでのノーミスは基本中の基本。グラナダとは互角でしたが、今回両者の差は明白です」

 果たしてマジョルカの日本代表MF久保建英は出場できるのか? 久保にとっては、カンテラ時代を過ごした古巣相手である。マジョルカでの新年初ゴール、そしてホームでの幸先良い勝利を期待したい。 

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[文:サカノワ編集グループ]

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