セルティックに鹿島MF荒木遼太郎を推薦。現地メディアのスカウト企画で
荒木遼太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
様々なデータで分析、現在のシステムには合わないという懸案も。
スコットランド1部セルティックFCでプレーする次なるJリーガーに、鹿島アントラーズの荒木遼太郎を推奨――。そんな企画が現地メディアで掲載された。
『Celts Are Here』は2月7日、セルティックにフィットしそう、あるいは課題を解決し得る隠れた逸材を探すという企画をスタート。その1回目に、先日の日本代表候補にも選出された鹿島の荒木が“リストアップ”されたのだ。
あらゆるデータから細かく分析。また、旗手のように大卒で活躍する選手が多いなか、十代で結果を残している貴重な選手である点など、日本のトレンドなどにも触れている。
そして昨季J1リーグで史上二人目となる十代二桁ゴールを決めたこのアタッカーについて、「荒木は現在の日本サッカー界でトップクラスの有望株」「彼もまた、多才な若きアタッカーで、セルティックに適応し、貢献することが可能だろう」など、スコットランドで活躍するイメージを膨らませる。
ただ、セルティックがたとえ獲得できなかったとしても――「荒木が長くヨーロッパサッカーの外にいることは想像できない」と、近い将来には移籍するだろうと予想。だからこそ、早く触手を伸ばすべきと推奨している。
一方、こんな課題も。
「荒木は今のところセルティックのシステム(4-3-3)には合わないだろう。そこはワイドあるいは8番(インサイドハーフ)の一人として、起用を続けハメることができるかもしれない」
昨季途中まで横浜F・マリノスを率いたアンジェ・ポステコグルー監督も、間違いなく荒木のことはチェック済み。ただし、確かに4-4-2の2列目タイプで、現状のシステムにフィットするか読めない点が一つ懸案になりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]