フェイエノールト、リンセンの浦和移籍『2.5年契約』と報告「人としてもポジティブな足跡を残した」
フェイエノールトでのリンセン。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
フェイエTD「常に冷静にキャリアを築き、次のレベルへのステップアップに対応できると示してきました。ここでも成功を収めました」
オランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムのFWブライアン・リンセン(Bryan LINSSEN)が6月27日、J1リーグの浦和レッズに完全移籍することでクラブ間合意に至った。日本でのメディカルチェックを経て、正式契約が結ばれる。
フィテッセからフリートランスファーでフェイエノールトに加わり2シーズンにわたってプレーし、公式戦通算94試合に出場した。そしてカンファレンスリーグの出場権獲得、2021-22シーズンは同大会での決勝進出(準優勝)と一つの輝いた時代を作った。
またフェイエは、リンセンと浦和の契約が2024年シーズンまで、2.5年契約になることも報告している。
フェイノールとのフランク・アーネセン・テクニカルディレクターは次のようにコメントしている。
「ブライアンは常に冷静にキャリアを築き、次のレベルへのステップアップに対応できると示してきました。ここでも成功を収めました。その効率とエネルギーで、ピッチ上での価値を高めてきただけではありません。人間としても、チームに重要かつポジティブな足跡を残してきました。海外へのステップは彼にとっての悲願でした。惜しい別れですが、ブライアンの成功と日本での活躍を願っています」
また、リンセンはフェイエノールトのファンと関係者に向けて、次のように感謝を伝えている。
「フェイエノールトでプレーできて、私の最も美しい夢の一つは実現できました。時間が経つのはあっという間です。ピッチでの活躍を誇らしく振り返るだけでなく、何より一緒に仕事をした仲間たちのことをずっと忘れません。そしてもちろんデ・カイプを満員に埋めてくれたサポーターやスタジアムとのお別れも寂しいですね」
リンセンは1990年10月8日生まれ、オランダ出身の31歳。170センチ・64キロ。これまでのキャリアは、フォルトゥナ・シッタート ― マーストリヒト ― VVV フェンロ ― ヘラクレ ス・アメロ ― フローニンゲン ― フィテッセ ― フェイエノールト。2021-22シーズンはリーグ34試合・13得点・8アシスト、公式戦通算53試合・17得点・10アシスト。
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