ムバッペ退団騒動、レアルのアンチェロッティ監督が質問に答える「あなたが聞く勇気はあるが…」
パリSGのムバッペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
1月移籍へすでに準備が進んでいる!?
フランス1部パリ・サンジェルマン(パリSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(Kylian Mbappe)が冬の移籍マーケットが開く来年1月、クラブを去りたいと申し出ているとされる一件について、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が言及した。
本人はかねてよりレアル・マドリードでのプレーを希望し、フリートランスファーとなって2022年夏に加入する――ということが当初は既成事実として伝えられていた。ところが急転直下、パリSGののナナーセル・アル=ヘライフィーCEOはむしろレアル・マドリードへの売却を望まず。そして5月、ムバッペとパリSGは2025年までの新契約を結んだ。
ところがスぺインメディア『マルカ』によると、すでに7月の時点で、ムバッペは「退団したいと申し出ていた」というのだ。そして1月にパリSGを離れるための準備を進めていると報じた。
またムバッペはレアル・マドリードでのプレーを希望しているものの、パリSGはイングランド・プレミアリーグのリバプールFCに売却したい意向だという。
そうしたなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール・ドネツク戦後の記者会見で、アンチェロッティ監督は試合とは関係ない「1月にムバッペは加入するのか?」と質問を受けた。すると指揮官は「あなたにはそれを尋ねる勇気があります。しかし私は答えません。答える必要がありません」とコメントして一蹴した。
ムバッペは今季これまでリーグ9試合・8得点を記録している。
レアル・マドリードとパリSGの関係は現在絶たれていると言われる。果たして、そもそも事実なのか……。計540億円と言われる超大型契約が結んだ23歳のスーパーストライカーだが、もがき苦しんでいるのか――。
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