マンUとレアル・マドリード、ポチェッティーノ監督の争奪戦勃発!
パリSGのポチェッティーノ監督。(Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)
リーガ首位に立つものの、アンチェロッティの評価が高まらなければ――。
フランス1部パリ・サンジェルマンを率いるアルゼンチン人のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が夏に“移籍”する可能性が出ている。しかも、これまで招聘が噂されてきたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに加え、スペイン1部レアル・マドリードが関心を示し、争奪戦の様相を呈しているというのだ。イギリスメディア『ミラー』が2月22日に報じた。
ポチェッティーノ監督は2023年6月までパリSGと契約を結んでいる。しかし、2021-22シーズン終了後にチームを去ることが予想されているそうだ。
来月50歳になるアルゼンチン人指揮官はパリSGを昨年1月から率いて、昨季二つのカップ戦を制覇。そしてリオネル・メッシを迎え入れた今シーズンは、リーグで圧倒的な強さを発揮して、目下、首位を走っている。
そして先のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリードとのファーストレグでは、シュート21本対3本と一方的に攻めて、キリアン・ムバッペのゴールで1-0の勝利を収めた。世界中に強烈なインパクトを与えた。
今回の記事によると、レアル・マドリードは今季を迎える時点で、トッテナム・ホットスパーFCとともにポチェッティーノ招聘に動いたそうだ。しかしパリSGが引き留めたために実現しなかったと言う。
一方、白い巨人の内部では、カルロ・アンチェロッティ監督への信頼が上がらずにいるという。そうしたなか、ポチェッティーノ監督の獲得が可能であるならば、争奪戦に加わるに違いない。同指揮官とパリSGで強い絆でつながるキリアン・ムバッペの補強にもつながる、と見ているわけだ。
そして、招聘実現へ根回しをしてきたマンチェスター・Uはレアル・マドリードに対抗心を燃やしている。そんな構図だ。
もしくはパリSG残留もあるのか。今最もホットな指揮官を巡る争奪戦。ある意味、次に迎える時代の主導権争いとも言えそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]