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フライブルクが板倉滉の獲得を目指す。マンチェスター・Cではグアルディオラの“構想外”

板倉滉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

シャルケが完全移籍の権利を持ち、セルティックも狙う。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部SCフライブルクが2022ー23シーズンに向けて、今季までイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティからドイツ2部のシャルケ04にレンタル移籍されていた日本代表DF板倉滉の獲得を目指していることが分かった。イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が5月25日に報じた。

 25歳のセンターバックは、今季ブンデスリーガ2部31試合・4得点を記録し、チームの2シーズンぶりの1部復帰に貢献した。

 シャルケは昇格した場合、板倉の保有権をマンチェスター・Cから600万ポンド(約9億5000万円)(550万ユーロとも言われる)で買い取れるオプションを持っている。ところがシャルケは財政的に厳しく、このオプション行使に難色を示している。5月31日に一旦、この「権利」は消失すると言われる。

 イギリスメディア『ミラー』は、マンチェスター・Cからローンにて他チームでプレーする選手たちの動向について特集。2019年からマン・Cが権利を持つ板倉については、「グアルディオラ監督の構想から外れているため、今夏に退団する可能性がある」と伝える。

 そして『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、シャルケが買い取りオプションの行使に苦慮するなかで、「セルティックとフライブルクも板倉の獲得に興味を示している」と報じている。

 ブンデスリーガ複数クラブが板倉獲得に関心を示していると言われるなか、来季ヨーロッパリーグ(EL)出場権を掴んだ今季6位のフライブルクが、ここに来て、具体的に名前が挙がった。

 フライブルクは元浦和レッズのフォルカー・フィンケ元監督が90年代に率いて、育成組織まで一体化した環境・運営を確立。そのメソッドが継続されていることで知られる。元日本代表の矢野貴章(栃木SC)が2010年8月から12年2月までプレーしている。

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