南野拓実のモナコ移籍が決定的に、取引は全てクリア!クレメント監督「とても幸せ。リストの中で常に上位にいた」
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リバプールに支払われる移籍金は約21億円+オプション4億円。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCでプレーしてきた日本代表MF南野拓実が6月26日(現地25日)、フランス1部ASモナコに完全移籍することが決定的となった。取り引きはすべて終わり、あとは正式発表のみに。モナコのフィリップ・クレメント監督が認め、南野を歓迎するコメントを残した。
モナコがリバプールに支払う移籍金は1500万ユーロ(約21億円)。さらに出来高のオプションが300万ユーロ(約4億円)つく。
『フットボール・メルカート』によると、クレメント監督は次のように南野を歓迎するコメントを発した。
「とても幸せです。彼は私たちのリストの中でとても上位に位置していました。彼はチームに何かをもたらす資質を持っていると、誰もが確信しています。多くの経験を有していて、リバプールでも多くの競争をしてきましたし、ザルツブルクでは私たちと同じようなスタイルで多くの良い結果を残しています。だからこそチャンスです」
モナコは昨季、20勝9分9敗の勝点69で3位。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選の出場権を得ている。
これまで、2024年6月までリバプールと契約を残す南野に対し、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブズ)、フランス1部のオリンピック・リヨン、イタリア・セリエAのインテル・ミラノ、アタランタBCなどが獲得に動いていると報じられてきた。その中で、最も早く獲得に乗り出していたモナコが、日本代表「10番」を引き抜くことに成功した。
南野は2021-22シーズン、プレミアリーグ11試合・3得点、カップ戦など公式戦通算では22試合・10得点。カラバオカップとFAカップでは、チーム最多ゴールを記録した。日本代表では42試合・17得点。カタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍が期待される。
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