Jリーガーが友達を紹介!
【Jの輪】嘉人さんは寂しがり屋!玉田さんは…!! 石櫃が明かす意外な素顔
石櫃洋祐(京都サンガF.C./DF)
タマさんは会話が上手。プレー同様、引き出しが多い。
サッカーの面では、ホンマに凄かったし、いろいろ教わりました。
嘉人さんが2007年に神戸へ移籍してきてから、田中英雄(テゲバジャーロ宮崎)を含めた3人でよく一緒にいました。家族ぐるみで仲良くしてもらいました。嘉人さんはああ見えて寂しがり屋。試合の前泊のホテルでも自然と俺の部屋に集まり、何をするでもなく三人で時間を過ごしていました。思い出はたくさんあります。
選手としては、サッカーセンスの塊。いろんなことを教えてもらいました。すべてがトップクラスで、だからこそ要求のレベルが高かった。例えばクロスなら「このポイントに、これくらいのスピードで」と。「俺が合わせるから、どんどん入れてくれ」と言われていたのを今でも覚えています。
(大久保選手へメッセージは?)俺と英雄はおらんけど、寂しくないか(笑)? って感じやね。今も第一線で活躍しているのは刺激になっているので、これからも頑張ってほしいです。
次は……玉田圭司選手を。タマさんとは名古屋で2年間、チームメイトでした。見た目と違い、めっちゃ面白い人です。出会った初めの頃は「ちょっと絡みにくいかな?」と近づきにくかったけど、実際に話してみると……面白すぎた。俺がタマさんをいじって、そこから会話が広がっていく感じでね。プレー同様、引き出しが多い。家族ともども、お世話になりました。
プレー面では本当にボールタッチが上手やった。印象に残っているのがACLの中国でのアウェイゲーム(2012年4月3日、ACLグループリーグ3節の天津泰達戦/3-0で名古屋が勝利)。胸トラップからボレーで決めたゴールは今も鮮明に覚えているぐらい、ホンマに凄かった!
タマさん、また食事に行きましょうね!!
取材・文:雨堤俊祐
text by Shunsuke AMAZUTSUMI
※連載企画「Jの輪」の次回、玉田圭司選手は6月8日(金)に登場。
プロフィール
※2018年5月10日現在時点の情報
いしびつ・ようすけ/1983年7月23日生まれ、大阪府摂津市出身。178センチ・73キロ。摂津SSー摂津三中ー大阪学院大高ー大阪学院大ーヴィッセル神戸ー名古屋グランパスー京都サンガF.C./5年目。J1通算140試合6得点、J2通算163試合6得点。日本代表0試合0得点(2008年アジアカップ予選・イエメン戦遠征メンバーに選出)。
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