【Jの輪】梅崎司が触発されてきた「やんちゃ世代の熱き男たち」

湘南ベルマーレの梅崎司 (C)MARIKA │ 茉莉香

早生まれの梅崎と河原和寿はイジられ役。一つ年下の福元洋平は常に上を行く存在だった。

 河原は埼玉出身(大宮東高校卒業)だったので、僕が浦和でプレーしていたとき、家に泊まりに来たり、一緒に初詣に行ったりしたこともあります。昨シーズンのオフに久々に会って、近況を報告しあうなかで熱い話もかわしました。

 僕らはU-18日本代表から仲が良く、いわゆる、槙野智章、柏木陽介(いずれも浦和レッズ)、安田理大(アルビレックス新潟)、ウッチー(内田篤人、鹿島アントラーズ)を筆頭にした「調子乗り世代」(ユース日本代表として、2007年のU-20ワールドカップでベスト16入り)。そのチームでは河原と僕だけが早生まれだったんです。

 学年的にみんな年下でしたが、僕らはイジられ役。兄さん役では決してなく、そんな環境だからこそ、僕らは仲良くやっていました。

 その頃からずっとですね、河原の活躍ぶりを常にチェックしています。いろいろなチームを渡り歩いて苦しい局面も乗り越えてきた、その活躍は僕にとっても本当に励みになってきました。

 河原は2014、15年、それに昨シーズンとコンスタントに二桁ゴールを決めていて、すごいなと唸らされてきました。だから、点取ったかな? って、愛媛FCの試合結果とJ2の得点ランクも確認していますね。

 ストライカーなんだけど、すごく優しいヤツです。だからでしょうね、とても相性がいい気がします。

 (つなぐ友人は?)パッと思いついたのが、レノファ山口の福元洋平です。

 大分ユース時代から一番の仲良しで、洋平のほうが一つ年下なんです。

 年下だけど、常に上を行く存在。ユースで僕が高校2年生のとき、洋平は1年生で唯一試合に出ていました。それからトップチームでも、洋平が先にスタメンで試合に出ていた。加えてアンダー世代の日本代表でもキャプテンを務めていた。一番身近にいながら同世代のトップであり、僕が追いかけていました。

 連絡はずっと取り合っています。アイツは常に「現状より良くなるためにはどうするべきか」と考えていて、気持ちのコントロール、サッカーに対する意識、そういったことを喧々諤々話して、電話すると気付けばいつも1時間を越えています(笑)。

 昔はたわいない話もしたけど、お互い30代になり、より一層、サッカーとの付き合い方、向き合い方に関する話が増えました。移籍するときも相談して、あいつは良い答えを返してくれました。逆の立場もしかり。一番話すのが福元で、それから河原も。本音をぶつけ合えます。

(大分トリニータユース出身選手は仲がいいですね)深いところでつながっている感じがしますね。西川周作も、そうです。あ、大切な友人と言えば、周作もいましたね!

 福元はとても頭の回転が速くて、いろんな物事が見えている。今はケガもあって苦戦しているけど、もう一回、這い上がって花開き、山口のJ1昇格のために活躍してほしいと願っています。

イラスト
PROFILE  茉莉香 MARIKA
イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。

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