【Jの輪】長谷川悠のピッチ内外の特長を引き出した下平匠

長谷川悠 (C)茉莉香│MARIKA

福元は「すごく真面目。チームで盛り上がる時はバカなことも真面目に全力でやれる」。

 フク(福元)は『調子乗り世代』(2007年のU-20ワールドカップに臨んだ)のU-20日本代表キャプテンで、同い年だけど僕のだいぶ先を行っている選手でした。

 高校生の頃、僕が高校(流経大柏高)で行った遠征先で、フクがもう(大分トリニータの)トップチームでJリーグに出ているのを観たのが出会いとしては最初だと思います。向こうは僕のことなんて知らなかったろうけれど(笑)。

 それから僕が徳島に移籍した2015年、初めてチームメイトとして一緒になりました。

 自分にとって大宮時代(2012~14年)の一番良い時期を経て自信もあり、(恩師とも言える小林伸二監督の率いる)徳島へ行ってみると現実は少し違っていて、いろいろ受け入れられない自分がいたり、あまり楽しめていない時期もありました。

 そんななかで、同い年のフクとはよく話して、一緒に飯を食べにも行っていました。彼はどんな時でも前向きで、練習にもとにかく真摯に取り組むし、常にチームのことを考えて生活するような選手なんですよ。

 すごく真面目だけど、チームで盛り上がる時はバカなことも真面目に全力でやれる(笑)。そういうフクの姿を見て、僕もすごく励みになったというか、大切なものを教わった気がします。

 プライベートでも、僕は徳島時代に結婚しました。フクは早く結婚して子供もけっこう大きかったので、育児のことなんかもいろいろ話しながら楽しく過ごした記憶があります。

 フクはチームのことをすごく考えているから、ため込むことも多いだろうし、ストレスもあると思います。彼が「手放すことも大事」という話をしてましたが、僕らの年になると重いものを外していくことが大事になってくるよねという話をよくしています。

次は完全移籍を決めた下平へ!「あんなに巧いサイドバックは見たことがない」

(つなぐ友人は)最初に思ったのはタニくん(大谷秀和)でした。でも、もう登場していますね。では逆に年下に行って、千葉の下平匠にさせてもらいます!

 大宮で一緒にやっていました。匠の第一印象は、とにかくサッカーが巧いなと。ガンバ大阪のユース出身で、「止める・蹴る」のレベルがちょっと違っていて、あんなに巧いサイドバックは見たことがなかったです。

 前の選手の動きも常に見ていて、マークが外れたら即パスが出てくる。FWとしても、すごくやりやすい選手です。

 それに関西人らしいというか、相手をおちょくるのも好きだから、それがサッカーにも出ている。相手の逆をとったり、駆け引きしたりするのも巧い。

 ピッチ外では人をいじったりいじられたりするのが好きで、そこが好きな僕とも気が合って。一緒になって誰かをいじったりしていました。

 年が一つ違いと近くて一緒にいることが多く、靴や服の趣味も合い、今もけっこう連絡をとっていろいろ話をしてます。

 2018年はマリノスから(期限付き移籍で)ジェフに行って、初めてJ2でプレーしたけど、良い経験になったと思います。(※編集グループ注:来季、千葉への完全移籍が決まった)来年、そして再来年、良い年にしていってほしいと思っています!

イラスト
PROFILE  茉莉香 MARIKA
イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。

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